日本ワイン界の真髄!!”GRACE WINE”(中央葡萄酒株式会社)
くるらをスタートさせ、約半年。
ワインについて知れば知るほど奥深く、とても、とっても難しいことに気づき、言葉の表現やニュアンス、伝え方を日々試行錯誤しながら挑戦している。
自然が相手の葡萄作り、生産者さんの思い、自然と科学と経験と感性等、様々なものが入り混じり、妥協なく造り上げられるワイン。
美味しいと思うものは人それぞれで、正解不正解はないとは思う。
ただ、やはりせっかく自分が食べたり飲んだりするものは、どこで作られているのか、どんな人が作っているのか、どんな生産過程で出来上がっているのか。
それを知った上で口にするのと、知らないで口にするのは、全く違うと思う。
“くるら”がきっかっけで、少しでも皆様の生活が豊かになればと思い、本日も記事を書かせて頂きたいと思う。
本日は、日本を代表するワイナリー「GRACE WINE(中央葡萄酒株式会社)」のご紹介を。
1923年創業以来、葡萄栽培に最も力を入れ、日本ワインを世界に知らしめたトップランカーである。
世界最大のワインコンクールDWWA(デキャンター・ワールド・ワイン・アワード)で「キュヴェ三澤 明野甲州 2013」が日本ワイン初のゴールドメダル及びリージョナルトロフィーを受賞した他、恍惚と輝く歴史に関しては私が語るまでもない。
No.1と言っても過言ではないトップランカーを走り続ける「GRACE WINE(中央葡萄酒株式会社)」。
山梨が世界に誇る「日本ワイン」とは一体どんなものなのだろうか。
山梨を語る上で知らない、行ったことないは非常にまずい思い、訪問させて頂いた。
現在はこのような状況下であるので、ワインセミナーや試飲は中止せざるをえない状況ではあるが、GRACE WINEの世界観を十二分に堪能できるワインショップは開店している。
また、ソムリエや、ブドウ栽培とワイン醸造を経験したスタッフが常駐しているので試飲こそ今はできないが、丁寧にワインについて教えて頂けるので、あなたにあったワインを必ずや見つけることができるであろう。
まず今回私が購入させて頂いたのは、GRACE WINEを語る上では外すことのできないワイン「グレイス甲州2019(GRAVE KOSHU 2019)」
甲州種ブドウは1000年にわたり勝沼町で栽培されてきた、日本原産の白ワイン用品種である。
グレイス甲州の原料となっているのは、勝沼町内の山路のブドウ。
標高の高い場所で栽培された甲州は、平地のものと比べ収穫量が制限され、凝縮された味わいになるのである。
2019ヴィンテージの葡萄は、7月は雨や曇天が続き成熟速度が緩やかになったが、8月下旬からの好天で夏の遅れを取り戻した。
秋の台風の被害も少なく、熟期を待ち生産されたのである。
世界最大のワインコンクールにて、5年連続で金賞を受賞したワインとして、世界で最も親しまれている甲州である。
素人ながらの感想としては、まずすんなりと口に入ってくる、透明感に驚きを受ける。
口に含んだ後に、果実の華やかさや、スパイシーさ、そしてスモーキーさが調和し、より複雑で奥行きのある味わいを感じることができる。
世界で評価される「味」とは?
という事を私自身は学べたと感じる。
美味しいとは、何をもって美味しいと言うのか。
この点がワインについては、自分の中で非常に葛藤していたところであったが、このワインを飲んだことで自分なりに少し咀嚼できた感覚になった。(それでもまだまだその奥深さに、勉強をさらに積み重ねていかなくてはいけないと強うく感じるのであるが・・・)
非常に柔らかく、体全体にスッと染み込んでくる「グレイス甲州」
日本ワインの真髄を知りたければ、まずはこの一本が間違いないであろう。
そしてもう一本「グレイスロゼ」
原料のブドウは自社管理農場「三澤農場」で栽培されたものである。
美しいラズベリーピンクの色調。
ワインを知る上では「ロゼ」を知ることも非常に重要。
品のある爽やかさの辛口ロゼワイン。
柔らかく程よいスパイシーさが、魅力のグレイスロゼ。
グレイス甲州に併せて、オススメである。
ワインの歴史、味、学びの中では欠かすことのできない「GRACE WINE(中央葡萄酒株式会社)」。
日本ワインの真髄を学ぶためにも、是非一度飲んでいただきたい(訪れて頂きたい)ワイナリーである。
GRACE WINE(中央葡萄酒株式会社)
〒409-1315 山梨県甲州市勝沼町等々力173
0553-44-1230
営業時間 : 9:00~12:00 13:00~16:00
定休日 : 1~3月の日曜日、及び年末年始
URL : https://www.grace-wine.com/
オンラインショップ : https://www.grace-wine.com/shop/
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