百聞は一見にしかず!!昨年末お約束した「冨士山下宮小室浅間神社」に行ってきました!!
昨年末に、ちょっとニッチな方に向けてこちらの記事を書かせていただきました。
今回はその記事内でご紹介した、「不二阿祖山太神宮」や「冨士山下宮小室浅間神社」に実際に行ってきましたのでご紹介をさせて頂ます。
今回は「冨士山下宮小室浅間神社」のご紹介。
「冨士山下宮小室浅間神社」
延歴12年(西暦793年)、征夷大将軍坂上田村麿がこの地で富士山に先勝を祈願した功業を収めたので、大同2年(西暦807年)に社殿を創建。
富士北麓の総鎮守(そうちんじゅ)として、祀られました。
※ 総鎮守→国または土地の全体をやすらかに守ること。 また、その神。
御祭神→木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
古くから、神事による占いにより地域住民の生活指針となっていたこの神社は、富士吉田一円の産土大神(うぶなすおおみかみ)として子供たち、地域の人々を見守り、様々な縁を執り持っていると言われています。
駐車場に向かいには、神馬舎があり、神馬がお出迎えしてくれています。
山梨県無形民俗文化財である流鏑馬(やぶさめ)祭りで活躍する神馬です。
毎年9月18日、19日に行われる「流鏑馬祭り」は、武技練磨のために騎馬で的を射る流鏑馬とは違い、走った馬の蹄(ひずめ)の跡の形を見て、 吉凶を占う大変珍しい流鏑馬神事として、多くの見物客が訪れます。
大鳥居を潜ると、馬の御霊を祀る神馬舎がございます。
「室宮恵比寿神社」
昭和28年摂津国西宮恵比寿より勧請し、御奉斎しています。
手水舎の左、境内さんぽ道をいくと、「胎内弁天社」がございます。
富士山溶岩樹型に祀られた弁天様の
富士山溶岩樹型に祀られた弁天様の古祠です。
富士山中ではこのような溶岩樹型や四方を囲んだ場所を室として転々としながら神様をお祀りして富士山信仰が行われてきたと伝えられています。
また、周りの丸い石は丸石神と呼ばれおり、山梨県で道祖神様た屋敷神様として祀られている磐座です。
そして本殿。やはり本殿を目の当たりにすると、背筋がビシッとなりますね。
取材をさせて頂ますと、しっかりと挨拶と感謝を。
その右奥に行くと、
「大塔宮護良親王桂之古跡」
後醍醐天皇の皇太子護良親王の古墳でございます。
富士吉田市指定天然記念物のカツラ。
護良親王の首級をこの樹の根元に葬ったと伝えられています。
幹根境周/13. 3m、樹高/28. 5m、樹齢/推定600年
以前、この記事でも出てきました「カツラの木」。
カツラの木にはやはりとてつもないパワーが溢れています。
オーラがすごい。目の当たりにすると、本当にその凄みがわかります。
裏には、明治三十七八年役戦病死者忠魂碑があります。
「富士山溶岩流原形剣丸尾溶岩」
剣丸溶岩は西暦937年、富士山の噴火の際に流出した溶岩です。
富士山から富士吉田市上暮地まで流れでてきたそうです。
まだまだ、ご紹介するところはございます。
「御神池」と「かつら橋」、そして「御神水」
こちらの水は、神社の境内地下より汲み出している御神水です。
バナジウムを含む非常に良質な水です。
ミネラル豊富な御神水、丁寧にいただきました。
「道祖神」
「五社神社(大神社・山神社・天王社・稲荷社・天神社)」
五社神社は神様の長屋になっています。
「日枝神社の三猿」
近江国の日枝山の神様。
「見ざる、聞かざる、言わざる」という叡智の三つの秘密を示しています。
とにかく、見どころがたくさんの「冨士山下宮小室浅間神社」
縁結びの「ハートの神桜樹」もございます。
写真からわかるでしょうか?ハートの瘤。
歴史的にも素晴らしい神社ですが、このようなポップなカルチャーにもフットワークが軽いところにますます好感度を抱きます。
昨年末、行くと宣言していましたが、やはり行ってよかった。
百聞は一見にしかず。
その歴史ある建造物や自然の産物を是非、体感していただきたいと強く感じました。
冨士山下宮小室浅間神社
〒400-0004 山梨県富士吉田市下吉田5221
0555-22-1025
URL : http://www.fgo.jp/~yabusame/http://www.fgo.jp/~yabusame/
Twitter : https://twitter.com/zYLRUpNExn3xAAV
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