“次世代の高速鉄道”に思いを乗せて。長年の山梨の「夢」を背負う”リニアモーターカー”に迫る!!
「リニアモーターカー」
山梨が地元の私からすると、幼い頃からずっと耳にしていた言葉。
記憶をたどると、家族でリニアのイベント等にも連れて行ってもらった思い出があります。
あれから僕自身は約30年、日本では1962年、「リニアモーター推進浮上式鉄道の研究」がスタートしてから約60年。
誤解を恐れずに言えば、「もうすぐ、リニアが開通する」という言葉を聞き続けて今に至っている気がします・・・。
大人になるにつれ、知識が増え、調べていくと、なぜリニアの実用化が遅くなってしまっているのかある程度把握することができるようになりました。
それに関してはここで述べることは控えますが、せっかく山梨県にこの「夢の高速鉄道」の実験線があるのなら、「くるら」として行かないわけにはいきません。
早速レポートさせて頂きたいと思います。
「山梨県立リニア見学センター どきどきリニア館」
山梨県立リニア見学センターは、山梨リニア実験線の走行試験の開始に合わせて開館した県立の博物館型見学施設です。
山梨リニア実験線での走行試験の様子を見学したり、超電導リニアやリニア中央新幹線の概要を模型や各種の展示物等によって紹介し、来館された皆様に次世代の高速鉄道と言われる超電導リニアについて理解をしていただけるようになっております。「どきどきリニア館」では、2003年に世界最高速度を記録した試験車両の実物をシンボル展示とし、超電導リニアの仕組みや原理を体験しながら学ぶことができます。
https://www.linear-museum.pref.yamanashi.jp/sp/facility/facility-guide.htmlより抜粋
早速目に入ってくるのは、2003年に最高速度581km/hを記録した試験車両(MLX01-2)の実物展示。
シャープなフォルムで非常に格好良いですね!!
生で見るとやはり迫力があります。
ご存知ではない方のために。そもそも超電動リニアとは何か?
車両に備えた超伝導磁石と地上に設置したコイルの間に生じる力で、車体を浮かせる走る、次期浮上式の鉄道です。
一般的な鉄道は、車輪とレールの間に摩擦力を使って走りますが、超電導リニアはこの摩擦力に頼らないため、より速く安全に走ることができます。
中にも入れます。レプリカではなく、「本物」の車両なので、ワクワク感も格別。
リニア開発歴史とともに、「超電動磁石」の実物や模型が見れます。
素人意見ですが、一般に思う「磁石」の形とは全く違いますね。
これが浮上する元となるとは、不思議でなりません。
2階には、超電導のしくみ施設があります。
「超電導」という言葉を聞いただけで、なんだか難しそう、わけがわからないと体が拒否反応を軽く起こしてしまいそうですが、ここでは本当にわかりやすく説明がされています。
※学生時代、理科が何よりも苦手だった僕が言うのだから間違いないです(笑)
超電導ラボでは、「超電導体」の特性を見れる実験を生でやってくれます。
液体窒素を使った実験で、僕みたいに全く知識がない人が見ると、面白く不思議てしょうがない。
これは生で見るべきおすすめポイントです。
ラボの方が仕組みを丁寧に教えてくれるので、最終的には原理がよくわかるようになります。
また、この2階には、屋外見学テラスがあり、リニア試験走行が通る瞬間を生で見れます。
初めて動画にアップしたので、ご覧ください。
いかがでしょうか?本当に一瞬ですが、「速さ」と「音」。
乗ってみたいなぁ・・・。
動画はこれからも体験内容を伝える上で非常に大事なツールであると思いましたので、今後も効果的に使っていきたいと思います。
その他2階には、お子様が楽しめるような、ワークショップ室や、ミニリニア体験などございます。
小さいお子様がいる方は、特におすすめでございます。
こちらは3階にある「リニアジオラマ」
リニア中央新幹線開通後の山梨を舞台にした大型ジオラマです。
リニアが開通すれば、甲府⇄東京都心間はなんと「25分圏内」!!
ちょっと買い物に、ちょっとお食事にといった、本当に「ちょっと」で行ける場所になります。
東京で仕事終わりに、ちょっと美味しいワインを飲みに山梨へなんて言うのも簡単にできてしまいます。
リニアが通れば、山梨、そして日本が確実に変わる。
そんなワクワクが詰まった「夢の高速鉄道」が、実際に開業される事を心より祈って。
本日の紹介を締めたいと思います。
山梨県立リニア実験センター
〒402-0006 山梨県都留市小形山2381
0554-45-8121
URL : https://www.linear-museum.pref.yamanashi.jp/index.html
FACE BOOK : https://www.facebook.com/LinearMuseum
Twitter : https://twitter.com/YamanashiLinear
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