山梨県に中国の歴史的建造物!?中国歴代の名碑15基を復元した「大門碑林公園」
「碑林(ひりん)」と言う言葉をご存知でしょうか?
碑林・・・
中国で、古い石碑や刻石を集めて立ててあるもの。
「中国最大の石造の書庫」とも称される「陝西省の西安碑林博物館」が有名であります。
この碑林を集めた公園が、なんと!!山梨県にあるのです。
「大門碑林公園」
いかがでしょう!?山梨県にいきなり中国の雰囲気全開の、この佇まい。
ちょっとしたお出かけ気分で、異国の地に来た旅行気分が味わえます。
この建物を見ただけでもテンションが上がりますね(笑)
大門碑林公園は甲斐源氏発祥の地、平塩の岡にその姿を見せ人と自然、歴史と文化、人と人とのふれあいの場として、書道のまちづくりの中核をなす公園です。
公園の中心は、中国で最も著名な陝西省の西安碑林と山東省の曲阜碑林の名碑です。
古来より書道の宝典とされてきた石に刻まれた「古文書」は、書聖・王羲之の書を集字してつくられた集王聖教序碑をはじめとした中国歴代の名碑15基を、中国陝西省碑林博物館の監修・制作により創建当時のままに復元されています。
http://www.town.ichikawamisato.yamanashi.jp/50sightsee/50guide/daimonhirinkouen.htmlより引用
入り口を入るとすぐに、中国の神話、天の四方の方角を司る霊獣である「四神獣」がいます。
この四神は日本に於いて、大相撲の吊り屋根から垂れる青房、白房、赤房、黒房にもなっています。
「曹全碑」
「曹全碑」は中平2年(185)に刻された石碑です。
後漢時代(25~220)の官吏で、武将としても有能であった曹全の功績を顕彰するために制作されました。
扁平な字形と伸びやかな波磔を持つ「曹全碑」は、時に女性的とも評されます。
日本にも、江戸時代後期には舶載されており、多くの書人が「曹全碑」を通して隷書を学んできました。
漢時代を代表する名品の1つです。
と、説明文を書きましたが、正直僕は全く頭に入ってきません・・・
大門碑林公園にはこのような中国歴代の名碑が15基も配置されています。
色々説明を書こうと思いましたが、あまりにも難しく、またただのコピペになってしまうので辞めました(笑)
各石碑には、音声ガイダンスが用意されているので、碑に書かれている内容について説明してくれますので、行かれた際は是非そちらもご利用ください。
ただ、この景観は本当に素晴らしい。
日本の建造物とは全く違う中国の歴史的建造物や、甲府盆地と美しい山々が一望できるこの景色は、碑林公園ならでは。
「長寿坂」
あのきんさん、ぎんさんが103歳の時に登った坂でございます。
懐かしいですね。
ここだけは、説明を。
「集王聖教序碑(しゅうおうしょうぎょうじょひ)」
集王聖教序碑は、数々の仏教経典を漢文に訳した中国の僧侶「玄奘三蔵法師(げんじょうさんぞうほうし)の功績を称えた碑です。
書いてあることは難しくて、なかなか理解できなくても、このデザインや建造物は見ているだけでもとても刺激を受けます。
「拓本コーナー」
拓本とは、、石碑に紙をあて、墨を使って表面に刻まれている模様や、文字などを写し取るものです。
ここでは、拓本の楽しさを知ってもらうために「採拓コーナー」がございます。
初心者の方には指導者が採り方を教えてくれるので、安心。
必要な道具一式と紙を準備してくれておりますので、是非手拓を楽しんでみてはいかがでしょうか。
なかなか貴重な体験ですよね。
時間の関係で僕は断念しましたが、次回は必ずやりたいと思います。
最後に、実はこの「大門碑林公園」にはもう一つの顔がございます。
実は、コスプレの聖地としてもその世界では名前を轟かせているとのこと!!
https://www.costabi.com/tour/daimon
確かに、この建造物はそうそうあるものではないので、納得できます。
中国の明碑や歴史的建造物、そして書道についても学べる「大門碑林公園」
甲府盆地を一望できる景色とともに、是非お楽しみください。
大門碑林公園
〒409-3601 山梨県西八代郡市川三郷町市川大門4930
055-272-7100
開園時間 : 午前9時30分~午後5時(入園時間午後4時まで)
休園日 : 毎週月曜日(月曜日が休日の場合は、その翌日)
年末年始(12月27日~1月4日)
入園料 : 一般・大学生600円(500円)、高校生500円(400円)
小・中学生250円(200円)、カッコ内は15名以上団体料金
採拓コーナー : 一般・大学生 1,000円(上級用紙3枚)
小・中・高生 500円(初級用紙3枚)
URL : http://www.town.ichikawamisato.yamanashi.jp/50sightsee/50guide/daimonhirinkouen.html
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