山梨百名山の中では1番低い山。けれども山頂からの景色はまさに格別!!「白鳥山森林公園」

山梨県南巨摩郡南部町万沢「白鳥山森林公園」

標高568メートルで山梨百名山の中では1番低い山ですが、山頂からの眺めはご覧の通り言うことなしでございます。

それでは早速、登っていきましょう!!

いいですねぇ、この森林浴。写真もすごい良いのですが、この雰囲気、動画も撮っていたらもっと素晴らしさが伝わるのではないかなぁ、もったいないなぁ、と思いながら歩いていました。

「くるら」のネクストステージへ、これは挑戦していきます。乞うご期待!!

狼煙台跡(のろしだいあと)

狼煙台は、戦国時代武田流戦術の一つとして駿河情勢を白鳥山を基点として、府中(甲府市)つつじヶ崎の居城まで狼煙で連絡する場所として設置されました。

周囲を土塁(敵や動物などの侵入を防ぐために築かれた、主に盛土による堤防状の防壁)でめぐらせ戦後しばらくまであったとされています。

登り始めておよそ10分くらいでしょうか。

あっという間に山頂に到達。「関東富士見百景」に選定されている通り、ここから見える富士山の景色は格別です。

近すぎず、遠すぎず。この距離感が素晴らしい。

「恋人の聖地」に選定されています。

恋人の聖地とは・・・

富士山の他にも、南アルプスなどの山を見渡すことができます。

このような景色に触れていると、本当に心が穏やかに清々しくなります。

空気が美味しいってこういうことなのかと改めて実感。

この白鳥山なら、登山はちょっと・・・という方でも、散歩感覚ですぐに登れてしまうので非常におすすめです。

富士宮市街も一望。この場所、ずっと居られますね。

下りは階段が整備された、散歩道から。(もちろんこちらからも登れます。)

ここの林は「学校林」と呼ばれ、明治38年4月29日〜42年4月16日の5年にわたり、村民4,992人と小学児童577人の共同作業により、37町6段6畝10歩へ15万本の植樹がなされ学校林もこの地にあり、村民総出で下刈作業が行われたと言われています。

万沢小学校卒業生の記念碑でしょうか。

大人になってからこうゆうものを見ると、感慨深いものがありますね。

余談ですが万沢中学校は、僕が中学生時代は野球部が非常に強く、2個上のエースピッチャーだった「大島崇行」さんは、万沢中学から山梨学院大学附属高校に行き、なんとドラフト3位で広島東洋カープに入団していたのです。

万沢中学校は近隣の中学校と統合され今は閉校してしまいましたが、当時から生徒数も非常に少なく、その中からプロ野球選手が出るということは、本当にすごいことだと力説したいと思います。

これはどうゆう意味なのでしょうか・・・。

相川さんが植えた植樹ということなのでしょうか。

「山番小屋跡」を後に、下山でございます。

ところが・・・

白鳥山の登山はこれで終わりではありません。

下山したその足で、池代コースへ。先ほどが登山コースでしたが、こちらは山の周りを一周するハイキングコース。

ある程度の時間を歩いていると、途中からハイになってきますね。

ワクワクしながら、コース突入。

木漏れ日は本当に美しい。神秘的であり、心に栄養を与えてくれます。

「横堀阻塞跡(よこぼりそさいあと)」

甲駿の境である白鳥山は、戦国時代の領有権争いからその守備固めのために空堀を堀り、その先に自然を生かし地獄谷と呼ばれる削り落としが配置されています。

木々の間から見える、富士川の景色。

南部町の緑溢れる街並みや、富士川の流れを一望。

この白鳥山の旅もそろそろ終わりを迎えようとしています。

最後は歩きながら切り取った写真で締めたいと思います。

白鳥山森林公園

〒409-2103　山梨県南巨摩郡南部町万沢

URL : https://www.town.nanbu.yamanashi.jp/kankou/park/shiratoriyama-park.html