見どころがギュッと凝縮された素晴らしきお寺!!都留市七福神巡りの1つ「円通院」
山梨県都留市「円通院」
都留七福神巡りの1つでございます。
都留七福神とは・・・
「都留七福神」を通して、もっと気軽にお詣りしてもらえたら・・・
という思いが込められて、都留市の曹洞宗のお寺で構成されています。
円通院の創建は応仁元年(1467)に梅巌全芳居士が開基となり、融山宗祝禅師(長生寺三世)が開山したのが始まりとして伝えられています。
非常に立派な山門。2階には本尊千手観音像が祀ってありまりました。
各所が彫物で飾られ、蟇股(かえるまた)には25個の家紋の彫刻があり、装飾が細部にわたって施されています。
繊細な作りながら、重厚感があって建造物としても非常にに格好良いですよね。
本堂
庭も立派に手入れされていて、非常に綺麗です。
心が落ち着苦というか、安らぎますね。
繊細でとても心地よい空間です。
六角堂
見どころが一箇所に凝縮されています。
都留市指定文化財「梵鐘」
谷村藩主秋元家の家老高山甚五兵衛朝繁によって、母親の供養のために寄付されました。
この鐘銘は永平寺三十五世住職となった晃全版撓和尚の銘文がある貴重な梵鐘です。
見れば見るほど、知れば知るほど、「円通院」はもっと有名になても良いのではと思いますね。
一つ一つの建造物が本当に立派で素晴らしい。
円通三十三体観音。
芭蕉堂
旅人と 我名よはれん はつ時雨
高山家菩薩所
家老高山家は本尊や梵鐘を寄進して寺の護持発展に尽くされた家なので、梵鐘の良く聞こえる位置に菩所を設けました。
つる慈母観音像
都留市指定史跡「秋元家家臣の墓」
寛永十年(1633)、秋元泰朝が谷村藩主となり、城下町の整備に着手しましたが、その折、円通院は現在地に移され、秋元家家臣が檀信徒隣諸堂が整備されました。
円通院では、高山家をはじめとす秋元家家臣二十家の墓石が発見されており、これらは城下町として発展した都留市の歴史を物語る貴重な資料とされています。
本当に見どころ満載のお寺です。
しかし・・・
私はミスを犯しました・・・
お気づきの方は、もはや円通院マニアと言っても過言ではありません(笑)
池の写真。重要なのはとっている場所なのです。
橋の上からとているのですが、この「橋」が重要でした。
都留市指定文化財「元坂の石橋」
この石橋は、江戸時代から家中川にかけられてあった五石橋の一つで、石柱の橋脚の上に石の板を置いただけの簡単な工法でしたが、その強度は大正12年の関東大震災のときも崩れることはなかったといわれています。
それを復元した貴重な橋でしたが、完全に写真撮り忘れです。
詰めの甘さが出てしました・・・
いかがでしたでしょうか?
素晴らしい建造物がギュギュッと凝縮された「円通院」
都留市にお越しの際は、是非「都留七福神巡り」とともに足を運んでください。
円通院
〒402-0052 山梨県都留市中央3-5-1
0554-43-2504
URL : https://www.yamanashi-kankou.jp/rekitabi/jisha/spot/091.html
この記事へのコメントはありません。