細胞レベルで感じるエネルギー。静寂の中に佇む「軍刀利神社」の壮大なストーリー 前編
壮大だった・・・。あの光景はは今でも鮮明に心に焼き付いている。瞼を閉じて思い返すとまた胸の鼓動が高まってくる。
今回の記事は一回ではとてもではないがおさまりきらないので、二部構成でお届けする。
場所は山梨県上野原市棡原。
今回の旅は自転車。
平な道はほとんどない。太腿がパンクしそうになるほどの坂道を何回も登って登って登って。それでも中々目的地は見えてこない。
ちょうど上野原駅を降りて2時間ほど行った先にその目的地はあった。
これが「ドラマ」なのだ。生きていることを改めて実感する。
やっとの思いで入り口まで辿り着いた。
「軍刀利神社 (ぐんだりじんじゃ)」
武蔵・相模・甲斐の三国を守る神社。文禄年間に三国山(生藤山)の山頂から井戸地区に遷座したと伝えられています。
http://www.hakken-uenohara.jp/entry.html?id=113281より抜粋
日本武尊(やまとたけるのみこと)を祀ったもので、神社に飾られているたくさんの刀のモニュメントから、当時の人々が戦にかけた思いを感じられます。
境内への道のりはまだまだ続く。
いつの間にか景色は雪化粧に変わっていた。何と美しい景色か。
道も雪道に変わり、やっと何か見えてきたと思ったが・・・
社務所だ。まだ境内にはつかない・・・
見えてきたその先は、この階段。
人生はそんなに甘くない。だからこそ生き甲斐があるのだ。
最早足の疲労のピークは過ぎ去り、気持ちよくなってきた(笑)
登り着いた先に見えてきた静寂の中に佇む「軍刀利神社」。そして、拝殿と日本武尊東征に由来しているという巨大な剣。
疲弊しきっている身体にパワーが宿り生き返っていく感覚。細胞レベルで浸透してくるエネルギー。
これが軍神として信仰を集め、武門特に武田信玄や岩殿城主小山田からの厚い崇敬を受けた力なのか。
壮大なパワーを感じ、与えてくれる「軍刀利神社」。
しかし、この神社の旅物語はまだこれで終わりではない。
まだその先があるのだ。辿り着いた先に何が見えるのか。
第二部を是非、楽しみにしてください。
軍刀利神社
〒409-0111 山梨県上野原市棡原4134
0554-67-2916
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