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あなたクリエイティブ脳を刺激する!!山梨県指定有形文化財の「山梨県庁別館」

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昭和初期に竣工され、当時の雰囲気のまま「県指定有形文化財」として貴重な文化財としても建ち続けている

「山梨県庁別館」

正面から見ても平面においても山梨県をイメージした「山」の字形をかたどっていて郷土性を感じられます。

山梨近代人物館もあり、中はどなたでも入れます。まず中をに入って驚きはこちら。

道志村で産出された大理石。マントルピースや階段ホールの独立柱に使用したものは一級品と言われています。建物としてずっと見ていられる雰囲気ですね。重みがあります。

外観とともにドラマや映画のロケでよく使用されるの理由もよくわかります。

2階には、山梨近代人物館があります。明治時代から戦前までの間、山梨県の発展に貢献した人物や、山梨県ゆかりの国内外で活躍した人物を紹介しています。

自分の生まれ育った県を知ることは非常に大事です。誰がどのようなことをして、今に至っているのか。しっかりと知るということが、先人の方々に対しても感謝を伝えられる一つの手段ではないでしょうか。

さらに奥を進んで行くと、また素敵なお部屋が・・・

「旧知事室」

1963年に山梨県庁本館が完成するまで使われていた知事室。室内には大理石を使った暖炉等が残されており、山梨県のシンボルマークと葡萄模様をあしらった豪華な絨毯。当時の写真や保存されていたカーテンを参考に、内装、照明器具、カーテン、調度品等を復元しています。

うーん。こんな環境で働いてみたい(笑)

さらに3階に上がると「正庁」にも入れます。

正庁とは、公式行事や公賓の接遇などを行う特別な部屋のこと。和洋が融合した内部空間を形成しています。竣工時の写真から、当時の姿によみがえりました。伝統的な造形のプロセニアムレリーフが目を引きます。

折り上げ格天井と照明。

六葉紋飾りをもつ扉。

いかがでしたか?

「山梨県庁別館」と「山梨近代人物館」

誤解を恐れずに言うのであれば、山梨に興味がない人でもこの西洋の古典的な様式を基調としながらも、東洋風の意匠を組み合わせた斬新な建物や、旧知事室や正庁の内装やインテリアはクリエイティブ脳を刺激できる場所としても是非行くべきだと断言できます。

昭和の懐かしい雰囲気とモダンな雰囲気が融合した素晴らしい場所。甲府駅降りてすぐにあるので、甲府に行かれた際は是非行かれてみてはいかがでしょうか。

「山梨県庁別館」「山梨近代人物館」

〒400-8501 山梨県甲府市丸の内1丁目6番1号

055-231-0988

y-jinbutukan@yamanashi-bunka.or.jp

URL : https://www.pref.yamanashi.jp/ykj/index.html

Daisuke Akiyama

山梨県南アルプス市出身。メンズファッションブランドのマーチャンダイザー及びEC事業部マネージャーを経て2021年独立。生まれ育った山梨を一から見つめ直すため...

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