すべては「みそぎ」から始まる!!日本で唯一「古神道本宮」の名を冠る”身曾岐神社”
みそぎ・・・
みそぎとは、
「きれい」になること
を指します。
もちろん、滝に打たれたり、海や川で水をかぶったりする行も「みそぎ」ですが、神道では目に見えない心や運命までも「きれい」にして、1日1日を楽しく、明るく、生き生きと過ごすことを何よりも重んじています。
日本人は何事も「きれい」「きたない」を考え方の根本に据えています。たとえ仕事で失敗しても、大きな災難が降りかかっても、ある期間、しっかりとみそいで「きれい」になれば、新たな人生を踏み出せると考えました。
私たちが健康でいられるのも、よき縁に結ばれるのも、学業が成就するのも、事業が繁栄するのも、すべて「みそぎ」から。まず「みそぎ」を行い、きれいな心と体になってこそ、すべての願いは叶うのです。
https://www.misogi.jp/about/より抜粋
山梨県北杜市小淵沢町「身曾岐神社」
山梨県民でなくとも、知っている人や参拝者の方は非常に多い神社です。
南に甲斐駒ヶ岳、東には富士山。南北に連なる日本列島の中央に位置する八ヶ岳。
山脈の南麓自然豊かな清緑の地を、万象調和のまほろば「高天原(たかまのはら)」と定め、古神道本宮・身曾岐神社は鎮座しています。
まず出てくるのは、「水祥伝(すいしょうでん)」
「水」を祀った社であり、八ヶ岳山麓の地中深く、約八十年の歳月を経て清められた聖水の湧き出る井戸を神座としています。
この御神水で車が祓われ、交通安全の祈願が取り次がれます。
身曾岐神社といえばこの「能楽殿」を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
この日は雪が降っており、少し写真が暗くなってしまったのが残念です。
日本随一の能舞台。日本を代表するアーティスト「ゆず」がライブを行っていることや、北川悠仁さんと高島彩さんの結婚式も行われ、一躍有名になりましたね。
身曾岐神社での結婚式も、非常に人気がありますね。
能楽は日本人の民族精神を端的に表象する優れた伝統芸能。
今ちょうどドラマでやっている長瀬智也さん主演の「俺の家の話」が、能の世界の話であり、ちょうどタイムリーな時に来れました。
仕様材木は全て木曽檜です。
天気が良ければよりわかりやすいのですが、舞台群は神池に浮かび、水は建物の姿を映し、能楽殿はより美しくその象徴性を増しています。
時期的に全く見頃ではないですが・・・
国指定天然記念物「山高の神代桜 小桜」
いやぁ、写真で見ても素晴らしい杉。
「縁結び 子宝の杉」
古事記の伝承に基づき、男性は左回り。女性は右回り。
祈念を込めて、一周廻るとのことです。
さあ、いよいよ本殿へ向かいます。
自然をもって経典とする「いのちの信仰」を伝承する小神道の本宮に相応しい、本格的な神明造の社です。
国宝・奈良薬師寺金堂西塔の再建等に携わった宮大工さん等が三年近い歳月をかけ、建てあげた社殿です。
この本殿を前にすると、心が落ち着き、清められる感覚になります。
感謝の気持ちを持って、素直な心で参拝をさせていただきました。
「火祥殿(かしょうでん)」
水祥殿と対をなす「火(日)」を祀った神殿。
全てのいのちは火(日)と水の働きによって生み出され育まれる。
太陽の光を結んで点じた火を神座に祀り、火の究極の姿である心や運命についての諸祈願が取り次がれます。
身曾岐神社は「生命(いのち)」について、深く考えさせられる神社でした。
僕にとって何よりも大切な「家内安全」のお札をいただきました。
北杜市に来られた際は、「身曾岐神社」への参拝、心よりお勧め致します。
身曾岐神社
〒408-0041 山梨県北杜市小淵沢町高天原
0551-36-3000
URL : https://www.misogi.jp/
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