水源の森百選にも選ばれている「御岳昇仙峡水源の森」を堪能!!甲府市の巨大インフラ”荒川ダム”
“くるら”の旅を始めて様々な視野や知見が広がったと自負しているが、その中でハマったものの一つに”ダム”がある。
個人的なダムの魅力は、
・大自然とコンクリートをはじめとした人工のコントラスト
・静かで落ち着く空気感
・圧倒的な存在感と迫力のスケール
この3つである。
日本で今でも残っている最も古いダムは奈良県の蛙股池(かえるまたいけ)や大阪府の狭山池(さやまいけ)で今から1,900年近く昔につくられ、明治時代の後半(約100年前)になってから、コンクリートでダムをつくるようになった。
人間が生き抜くために作り上げられた巨大インフラははるか昔からその存在があった事実を知り、人類の知恵というものに改めて驚くとともにその歴史あるダムに魅了されるのも必然ではないかと思ってしまう。
そんな本日のダム紹介は、甲府市川窪町「荒川ダム」
荒川ダムは富士川水系荒川の山梨県甲府市川窪町地先に多目的ダムとして建設された。
中央遮水壁型ロックフィルダムとして、高さ88m、総貯水容量10,800,000㎥、有効貯水容量8,600,000㎥で洪水調節や流水の正常な機能の維持及び上下水道の供給を目的とするものである。
荒川ダム周辺には御岳昇仙峡水源の森と呼ばれる、林野庁認定「水源の森百選」に選ばれた森林が一帯に広がっている。
この森で育まれた水は、甲府市民を中心に24万人の水として利用されている。
また、富士山やほうとうと同じく山梨の象徴でもある日本一の渓谷美「昇仙峡」になくてはならないものなのである。
青空と緑と能泉湖。
大きく深呼吸をして清々しい気持ちになる。
現在は新型コロナウイルス感染症対策のため、見学する場所は限られてしまうが、この景色を見るためだけにでも来る価値があると言える。
岩石と土砂で造られたロックフィルダム。
ダムの中心を水を通しにくい土砂で固め、その周りを安定感のある岩石で覆っている。
ダムをめぐることにより、今まで知らなかった知識を得られることができるようになった。
新しいことを知る喜びは、いつ、どんなことでも嬉しいものである。
ダムの近くにはゆっくりとできる多目的広場があるので、ここでゆっくりまったりダムを眺めるのも非常にオススメである。
荒川ダム / 能泉湖
〒400-1213 山梨県甲府市川窪町浦の山972
TEL : 055-287-2006
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