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日本の伝統的な食文化を後世に!!山梨から醤油、味噌の醸造を続ける「井筒屋醤油株式会社」

地場産業

歴史と風格を感じる表構え。

200年以上前より韮崎の地で商売を営み続け、日本の伝統的な食文化を守り、後世に繋げていくことこそ使命として、引き継がれた伝統の製法を守り、醤油・味噌・麹作りを続けている。

山梨県韮崎市 / 井筒屋醤油株式会社

江戸時代は雑貨商をしており、明治6年(1873)から「井筒屋」という屋号を掲げ、移り行く歴史の中で大正末期から醤油、味噌の製造を90年以上行っている。

昭和20年頃には山梨県内に60軒ほどあった醤油、味噌の製造元が、今では醤油の製造元は2軒、味噌の製造元は数件に減少してしまっている。

その中で、山梨県から醸造の灯を消してはいけないという思いを持ち日々製造を続けている。

歴史と伝統を感じつつも、決してそこに固執することのないプロダクトデザインも魅力。

日本の心を感じられ、とても魅力的な商品が並んでいる。

あぁ日本に生まれて良かったと思えるような店内。

そしてこの時期を乗り切った時に、是非ツーリスト等の海外の方にも足を運んでいただきたいと思う場所である。

大豆・小麦・塩は全て国産を使用。

寒暖の差が激しいこの地は、味噌と醤油の醸造には最適に働き上質な発酵を生み出スト言われている。

上質な原料と自然の恵みの中で出来上がった、醤油と味噌はまさにこの地ならではの絶品である。

今回私が購入したのは、本醸造・濃口醤油甲斐の白根

井筒屋の中でも原点である原材料にとことんこだわった格別の醤油である。

最初、一舐めした時の衝撃たるや・・・。

普段日常生活で使用している醤油とここまで違うものかと。

香り、コク、まろやかさ。まさに絶品である。

この味を知ってしまったら、もう戻れない。

次は味噌もぜひ購入させて頂きたいと思う。

通信販売でも購入できるが、この場所に行って買いたい。

そう思える場所である。

歴史と伝統を重んじ、そして後世に繋げる醤油・味噌・麹作りを続けて「井筒屋醤油株式会社」。

蔵人が丹精込めて仕込み、静かに時を重ね、想いを乗せて作られた味を是非ご堪能いただきたい。

井筒屋醤油株式会社

〒407-0024 山梨県韮崎市本町2-9-26

TEL : 0551-22-2255

MAIL : info@itutuya.co.jp

営業時間 : 8:30 – 18:00 ※日曜・祝祭日休業

URL : http://www.itutuya.co.jp/

オンラインストア : https://store.shopping.yahoo.co.jp/itutuya/

Daisuke Akiyama

山梨県南アルプス市出身。メンズファッションブランドのマーチャンダイザー及びEC事業部マネージャーを経て2021年独立。生まれ育った山梨を一から見つめ直すため...

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