オオカミ印・オーナー坂本裕子さん直伝のお料理帖
標高2,000メートルを超える険しい山々と、多摩川の源流が流れる自然豊かな里山”山梨県丹波山村”。この村で里山の恵みをあなたの食卓へお届けする「オオカミ印」さん。
村内で伝承されてきた「麦こうじ」の割合が高い味噌造りや、村の在来種の野菜をピクルスに加工・製造をしています。
オーナーの坂本さんは、この味噌や旬の丹波山の食材を活かした料理屋「オオカミ印の里山ごはん」の運営や、村内の保育所や小学校での食育活動にも取り組まれ、丹波山村の地域貢献にも非常に尽力されています。
今回は、オオカミ印の商品を使ったレシピをご紹介いたします。
坂本さんの願いは、「料理を通じ、食べることで感じる幸せのお手伝い。」
是非、ご参考にしてください。
①とまとみそ
https://kurura-shop.jp/products/tomatomiso
トマトと味噌、それだけで造られるシンプルで旨味の強い、何にでも使える万能調味料。 炒め物に、煮物に、大活躍すること間違いなしです。
・オススメレシピ①「チキンのとまとみそ煮」
材料(2人分)
鶏もも肉:1枚
玉ねぎ:1/2個
しめじ:1袋
水:300ml
豆乳:300ml
とまとみそ:大さじ3
醤油:おおさじ1
オリーブオイル:適量
作り方
- 玉ねぎは薄切り、しめじは石づきを切り落として小分けにし、鶏もも肉は一口大に切っておく。
- オリーブオイルをひいた鍋に玉ねぎとしめじを入れて炒め、玉ねぎがしんなりしてきたら、鶏もも肉を入れてさらに炒める。
- 鶏もも肉の色が変わってきたら水を入れ、沸騰したらとまとみそと醤油を加え、やわらかくなるまで煮込む。(沸騰してから中火で約10分)
- 豆乳を加え、ひと煮立ちさせる。
※豆乳を入れてからぐつぐつ煮てしまうと分離しますので、ご注意。
・オススメレシピ②「チキンのとまとみそカレー」
材料(2人分)
「チキンのとまとみそ煮」の材料
カレー粉:大さじ2
塩:ひとつまみ
バター:10g
作り方
- 「チキンのとまとみそ煮」を作る。
- カレー粉と塩を入れて味を整え、最後にバターを入れて軽く混ぜる。
・オススメレシピ③「とまとみそかけごはん」
とまとみそ:大さじ1
クリームチーズ:20g
ご飯:茶碗1杯
かつお節:お好きなだけ
作り方
- ご飯の上にすべての材料をのせる。
②焦がしにんにく香る みそドレッシング
https://kurura-shop.jp/products/misodressing
合わせみそと焦がしにんにくの相性がばっちりの味わい深いドレッシング。
サラダドレッシングとしてはもちろん、 お肉を炒めて最後にみそドレッシングをかければそれだけで味が決まります。また、みそドレッシングと少しのお水・砂糖でお魚を煮ても美味しいですよ。
サラダだけでなく、炒め物や煮物の味付けにもぴったりな汎用性の高いドレッシング。是非、いろいろな使い方で楽しんでください。
・オススメレシピ①「厚揚げのごちそうサラダ」
材料
厚揚げ:1枚
水菜:1束
ミニトマト:5個
かつお節:お好きなだけ
みそドレッシング:適量
サラダ油:適量
作り方
- 厚揚げを1.5cm角に切り、サラダ油をひいたフライパンでカリッとするまで焼く。
- 水菜は3cm幅、ミニトマトは半分に切る。
- ボウルに厚揚げ、水菜、ミニトマト、みそドレッシングを入れ、軽く混ぜ合わせる。
- 器に盛り、最後に鰹節をかける。
・オススメレシピ②「豚ロース焼き」
材料
豚ロース肉(とんかつ用):2枚
みそドレッシング:大さじ2
サラダ油:適量
作り方
- フライパンにサラダ油をひき、豚ロースを入れて中火で熱する。
- 焼き色が付いたら、ひっくり返し、蓋をして弱火で肉に火が通るまで焼く。
- みそドレッシングを加え、絡めながら炒める。
・オススメレシピ③「鯖みそドレッシング煮」
材料
鯖の切り身:2枚
みそドレッシング:大さじ3
水:100ml
砂糖:小さじ1
作り方
- フライパンに、みそドレッシング、水、砂糖を入れて沸騰させる。
- 弱火にして鯖の切り身を入れ、オーブンシートを被せて、身を5分→皮目を3分煮る。
※オーブンシートがなければアルミホイルでもOK。
※身を下にして煮ると皮が剥がれにくいので、出来上がりが綺麗です。
③合わせみそ
https://kurura-shop.jp/products/awasemiso
麦麹と米麹を混ぜて仕込む珍しい製法のお味噌を、仕込みから約18か月間じっくり発酵・熟成させた合わせ味噌。お味噌汁はもちろん、味噌焼きおにぎり、味噌煮込み、味噌炒めなど、いろいろなお料理にお使いいただけます。
・オススメレシピ①「みそラタトゥイユ」
材料
なす:1本
玉ねぎ:1/2個
ズッキーニ:1本
人参:1/2本
赤パプリカ:1個
エリンギ:2本
塩:少々
合わせ味噌:大さじ2
みりん:大さじ2
酒:大さじ1
オリーブオイル:適量
作り方
- 野菜は食べやすい大きさに切る。
- お鍋にオリーブオイルをひき、玉ねぎを炒める。しんなりしてきたら、塩を少々入れてその他の野菜を火が通りにくいものから入れて炒めていく。
- 調味料(合わせみそ、みりん、酒)をボウルに入れよく混ぜておく。
- 合わせた調味料を鍋の真ん中に置き、混ぜずに、蓋をして弱火で15分煮る。
- 水分が上がってきたら軽く混ぜて火を止め、余熱でじんわり味が染み込むまでしばらく置いておく。
・オススメレシピ②「肉みそ」
材料
豚ひき肉:250g
合わせみそ:大さじ2
砂糖:大さじ2
酒:大さじ3
みりん:大さじ1
醤油:大さじ1
ごま油:適量
作り方
- 小鍋にすべての調味料を入れ混ぜ合わせ、そこに豚ひき肉も加える。調味料と豚ひき肉をよく混ぜ合わせてから火にかける。
- 1を弱火にかけ、菜箸でかき混ぜながら加熱する。少し汁けが残る程度に煮詰めたら、最後にごま油をひと回してから火を止める。
④みそ漬けの素
https://kurura-shop.jp/products/misozukenomoto
主菜も副菜もこれひとつでバッチリ!オオカミ印の野菜、肉、魚、卵、何を漬けても美味しくなります。
・オススメレシピ①「鳥もも肉」
作り方
- みそ漬けの素(大さじ2)と鶏もも肉(1枚)を入れて軽く揉み、冷蔵庫で3〜4日置く。
- 油はひかずに鶏もも肉の皮目を下にして、フライパンに乗せてオーブンシートを被せてから火をつけ、弱火で7分→ひっくり返して5分→もう一度ひっくり返して中火で3分焼く
※オーブンシートがなければアルミホイルでもOK。
・オススメレシピ②「豚バラ肉」
作り方
- みそ漬けの素(大さじ1+1/2)と豚バラ肉(100g)を入れて軽く揉み、冷蔵庫で30分置く。
- 油はひかずに、豚バラ肉をフライパンにのせから火をつけ中火で炒める。
・オススメレシピ小鉢「セロリ・しいたけ・クリームチーズ・ゆで卵」
セロリ・作り方
- みそ漬けの素(大さじ1+1/2)と薄切りにしたセロリ(1本)を入れて軽く揉み、冷蔵庫で30分置く。
- 水分がかなり出るので、ザルで水分を切る。
※最後にマヨネーズを少し加えるのもオススメです。
しいたけ・作り方
- 椎茸(6個)の石づきを取り、時々ひっくり返しながら約2分間茹でる。
※きちんと火を通してください。 - 粗熱が取れたら、みそ漬けの素(大さじ1+1/2)と茹でた椎茸を入れて馴染ませ、冷蔵庫で2〜3日置く。
クリームチーズ・作り方
- みそ漬けの素(大さじ1+1/2)とクリームチーズ(40g)を入れて馴染ませ、冷蔵庫で一晩置く。
ゆで卵・作り方
- みそ漬けの素(大さじ1)とごま油(少々)を入れて揉んでから、お好みの固さに茹でたゆで卵(2個)を入れて馴染ませ、冷蔵庫で1日置く。
※いずれも食品用のポリ袋などで漬けこむととってもお手軽です!
いかがでしたでしょうか?
坂本さんは、ご自身の母親が作る料理が好きで、その味を食べたくてレシピを聞いても、いつも「適当だよ」と言われてしまうと言います。
家族のことを想い、何度も何度も作ってきたからこその母親だけの「いい加減」がそこにはあり、言葉には置き換えられないものだろうと改めて感じていると語ります。
オオカミ印の商品は、手にして下さった方々が、食を通じて笑顔になれるそんな存在でありたい。そして里山の恵みを皆様の食卓にお届けしたいという願いでつくられました。
オオカミ印の商品があなただけの「いい加減」を作り上げるお手伝いを少しでもできたら、こんなに嬉しいことはありませんと坂本さんは語ります。
丹波山村の大自然の恵に、坂本さんの真心がこもった逸品たちを是非、ご賞味ください。
オオカミ印商品一覧はこちら
https://kurura-shop.jp/collections/ookamijirushi
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