森林セラピー基地「西沢渓谷」冬の茂った木々の風情の中で、美しき「三重の滝」への旅
また一つ、山梨の素晴らしい渓谷に出会いました。
本日ご紹介するのは、奥秩父最後の秘境と呼ばれる
「西沢渓谷」
森林浴のリラックス効果が実証され、森林セラピー基地に認定されているほか、「平成の名水百選」「森林浴の森100選」「水源の森百選」などにも選定されています。
冬のこの茂った感じ、わかりますか?
すごい良いんですよね、これが。
「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」
僕の好きな言葉です。
まさにそれを体現して、感じさせてくれる冬の山。
この時期があるからこそ、オンシーズンの沢山の人が来る景観美を見せられるのですよね。
表側も勿論良いですが、裏側を見ることも僕は非常に好きです。
まず最初に見えてくるのは「なれいの滝」
この少し見えにくい感じも、自然の中ではあるあるだなと最近よく感じるようになりました。
しばらく歩くと、いよいよ登山道に突入です。
とは言っても、西沢渓谷は道が整備されているので、非常に歩きやすいので、普段あまりこういった所に来ない方でも安心して楽しめます。
ヌク沢
この橋脚は、山梨県(県有林)が昭和28年頃から珪石を採掘し、これをトロッコで運搬していた森林軌道の橋脚跡です。
田部重治(たなべじゅうじ) 文学碑
大正・昭和期の登山家、山岳紀行文家、英文学者。
「笛吹川を遡る」
見よ笛吹川の渓谷は
狭まりあって上流の方へ
見上げるかぎりの峭壁(しょうへき)をなし
其の間に湛える流れる紺藍の色は
汲めども浸きぬ深い色をもって
上へ上へと続いて居る
流れはいつまで斯の如き峭壁に
さしはさまれているのだろうか
吊橋からの景色。
最近旅に出かけるときは、雪か雨か、曇り。
晴ればかりではないのが、僕らしくて良いのかなと(笑)
大久保の滝
こちら本日のメインイベント
「三重の滝」
美しい以外の表現が出てきません。
この色合い、ここまで美しい滝は初めてです。
本日の旅も素晴らしい!!
最下段が氷で固まって流れ落ちる様子は拝めませんでしたが、これはこれで貴重かなと(笑)
そして・・・
最近恒例になってきている通行止めシリーズ(笑)
本来ここから、まだ90分ほどのコースがございますが、落石により渓谷内架け橋に大きな損傷や登山道内に大きな滑落箇所が確認され他とのことで、「三重の滝~カワズ池」間については工事のため、通行止めになっております。
令和3年4月下旬の「西沢渓谷山開き」に合わせて通行止めの解除を行う予定とのことなので、ここから先に待っている「七ツ釜五段の滝」をはじめとした素晴らしい景色は山開き後、必ずレポートいたします。
西沢渓谷
〒404-0206 山梨県山梨市三富川浦
URL : https://www.yamanashishi-kankou.com/nature/nishizawa_keikoku/
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