国内屈指の山岳県やまなし!!「南アルプス市芦安山岳館」で山や自然、命について学ぶ
南アルプス市旧芦安村に関して、数回に分けてご紹介をさせて頂きました。
本日は、山岳文化と貴重な自然のミュージアム「南アルプス市芦安山岳館」のご紹介をさせて頂きます。
2003年3月に開館した「南アルプス市芦安山岳館」。
山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としております。
氷河時代から数万年を結び付いて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅了に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。
また、この施設は、県産材の利用促進を図る事を目的としたモデル的施設であります。https://www.minamialps-net.jp/museumより抜粋
多くの方に見学して頂き、県産材の良さを知って頂きたい思います。
清潔感があり、洗練された館内。
木の香りが心地よく、リラックスして鑑賞できます。
「巨大輪かんじき」
輪かんじきは深い雪の上を歩く道具で、山仕事の多い芦安では、生活の必需品だったそうです。
この輪かんじきは実物の10倍ほどの大きさです。
胸を打つ言葉や、今まで全く知る由のなかった登山の歴史。
このポスト、非常に懐かしいです(笑)
ロープワークチャレンジもできます。
こんなにもたくさんの結び方があること自体に驚きます。
団鬼六の世界みたい・・・・・
・・・
すみません
非常に見応えがある展示室。
山に学び、山に登り、山に生きる。
山とともに生きてきた芦安村民の暮らしを振り返り、山の植物、動物や地質山脈の成り立ち等を学び、自然保護について考える。
環境問題という言葉はずっと昔からある言葉ですが、中々自分ごととして考えられないことも事実。
このような場所があることは自分ごととして環境問題を考えられる、素晴らしい機会になります。
五大陸の最高峰登頂に世界で初めて成功、前人未到の犬ぞりによる北極圏1万2000キロ走破などを成し遂げた冒険家・植村直己さん。
そして僕の地元であり、高校の先輩でもある登山家「加藤慶信(よしのぶ)」さんの記録。
「天空の頂をめざして」
ヒマラヤのアンナプルナ1峰(8,091メートル)南壁など世界に14ある8,000m峰のうち8山を制覇したアルピニストです。
2008年、中国チベット自治区にあるヒマラヤ高峰のクーラカンリで雪崩に巻き込まれ亡くなられました。
山とは、登山とは、命とは・・・
その偉業とともに、深く考えさせられました。
山梨県は国内屈指の山岳県。
登山が趣味の方や、これから登山を始めようとと思っている方、そして登山はしなくても山や大自然について興味がある方は是非、「南アルプス市芦安山岳館」に足をお運びください。
南アルプス市芦安山岳館
〒400-0241 山梨県南アルプス市芦安芦倉1570
055-288-2125
開館時間:9時~17時※休館日:毎週水曜日、年末年始(夏季は開館)
入館料:大人(中学生以上)500円 子供(小学生)250円
この記事へのコメントはありません。