2020年最後の締めくくりは、300年の歴史を持つ「七賢」で
本日は2020年12月31日。未曾有の2020年も終わりを迎えようとしている。
「くるら」は2021年1月1日より本格的にスタートを切る。いわばグランドオープンを明日に控えているというわけだが、2020年の締めの山梨紹介はこちらにさせて頂こう。
山梨県を代表する酒造 「七賢」
https://www.sake-shichiken.co.jp/
今まさにこの記事を購入させていただいた日本酒を飲みながらがら、七賢さんに思いを馳せて書いている→役得だ(笑)
七賢の歴史は300年にも遡る。
寛延三年(1750年)初代蔵元 中屋伊兵衛が、信州高遠で代々酒造業を営んでいた北原家より分家。白州の水の良さに惚れ込んで、甲州街道台ヶ原の地で酒造業を始める。
天保六年(1835年)五代蔵元 五代蔵元 北原伊兵衛延重が、母屋新築の際にかねて御用を勤めていた高遠城主内藤駿河守より、竣工祝に「竹林の七賢人」(諏訪の宮大工、立川専四郎富種)の欄間一対を頂戴する。これが現在の酒名「七賢」の由来となる。
ww.sake-shichiken.co.jp/history/
今回僕も直接酒蔵にお伺いさせて頂き、蔵見学をさせて頂こうと思ったのだが、新型コロナウィルスの感染状況などを考慮し、現在は休止されているとのことだった。残念ではあるが、是非、また次回伺わせて頂いた時には蔵見学をさせていただきたいと思う。
七賢醸造蔵は山梨県北杜市白州町の大自然の中に位置している。甲府などからだと国道20線を長野方面にひたすら走れば出てくるので、非常にわかりやすい。
北杜市は日本名水百選に3カ所選ばれている日本一の名水の里であり、大自然のなかで名水で作られた「七賢」。
行っていただくとわかるが、車から降りてその空気を吸っただけで心が澄む、そんな場所に酒蔵がある。
建造物一つ一つの歴史を体感できるだけでも、行く価値があると断言できる。
さて今回僕が購入させて頂いた日本酒のご紹介を。
左 : 風凛美山 / 右 : 純米大吟醸生酒 劉伶(蔵元限定生酒)
左の「風凛美山」はいわば「ザ・七賢」ともいうべき地元民の方からも一番に愛されているお酒。非常にすっきりとしたの口当たりのやや辛口で、毎日の晩酌にもってこいである。→販売員さんからのお言葉を拝借(笑)
右の「純米大吟醸生酒 劉伶」は蔵元限定生酒「七賢人」シリーズの1つ。
これを今まさに飲みながら、書いている(笑)
「竹林の七賢人」の名前を冠した、純米大吟醸から本醸造までの七種の“生酒”。
しぼりたての新酒を火入れすることなく、フレッシュなまま瓶詰めした、蔵元でしか味わえない限定生酒。
こちらは季節によって無いもの等があるものがあるため、今の時期はこの「劉伶」がおすすめとのことで購入。
匂いを嗅ぐとわかるが、一瞬でフルーティーな香り鼻から脳にわたり、心地よく体に広がる。本当に素晴らしい香りだ。こちらは甘口でそして何よりも味が澄んでいて飲みやすい。白州の名水を堪能できる仕上がりで、これだけを買いに蔵元までくる人たちが多いのもよくわかる。
正直、七賢さんに関しては一回の記事とてもでは無いが書ききれないので、これから「くるら」を続けていくなかでおそらく何回も登場していただくことになるだろう。
本日は美味しい「劉伶」と年越しほうとう(笑)で、一年を締めくくりたいと思う。
来年というか明日から「くるら」は本格的にスタートをきる。何卒、何卒2021年よろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。
〒408-0312 山梨県北杜市白州町台ヶ原2283
0551-35-2236(代)
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