日本一人口の少ない”早川町”大自然の中で無心になれる「秘境の滝」
日本一人口の少ない町「山梨県南巨摩郡早川町」
早川町は、山梨県の南西部に位置し、南アルプスの山々に囲まれた自然豊かな町です。町名の由来となっている町の中央を流れる早川を中心に、大小の滝や渓谷が、美しい風景を作り出しています。
東西15.5km・南北に38km、369.96㎢の広大な面積を有し、町土の96%を森林が占めています。
https://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/town/intro/index.htmlより抜粋
実際に行ってみると、町土の96%を森林が占めていると言われている通り、まさに森、森、森。
素晴らしい景色でございます。
空気の美味しさといったら、素晴らしい。行くだけで、都会で疲れた心身を癒してくれる憩いの町。
そんな憩いの町早川町に、素晴らしき滝があると聞き、行ってきました。
まず見えてきたのは、七面山の女人禁制を解いたことで知られる徳川家康の側室・お万の方の銅像。
七面山は南アルプス連峰に属する標高1982メートルの豊かな自然美しい山。
古来より山麓に点在する村々の守護神として山岳信仰の対象となってきました。
もともと女人禁制の七面山でしたが、お万の方は法華経の熱心な信徒で、ことに身延山22世心性院日遠上人に帰依しました。
女人成仏が説かれる法華経を守護する七面山への登詣を強く願い、登拝口に程近い白糸の滝で7日間身を清め、ついに女性として初めて登頂を果たしました。
※古来より地位が低くみられてきた女性も仏になれると説いた教え。
そしてその後ろにそびえ立つのが・・・
「羽衣白糸(はごろもしらいと)の滝」
水量は多くはないですが、ただただ無心で見ていられます。
「無心」
ふと今文章を書きながら思ったのですが、この「無心」という言葉。
よく、「無心になって遊ぶ」という言葉がありますよね。
これ「くるら」にピッタリだなと。
滝もそうだし、食事もそうだし、岩場を歩いたり、山登りも全て、僕は無心になって本気で遊んでいるんだなと。
「遊び」というのは、広い意味で使えます。遊ぶってただただ楽しいことばかりではないですよね。
遊びの中には、しんどさや痛み、失敗も悔しい経験もします。
山登りや坂道、階段を登ることだってしんどいし、岩場で転んだりすると痛いし。
この写真ダメだなぁとか、良い言葉の表現が出てこないとか、あの場所もっと見るところあったのにとか・・・
でも遊びを突き詰めると、今まで経験したことのない新しい発見ができたり、アイデアが浮かんだり、もっと深く調べたいとか、奥まで行ってみたいとか、どんどん次の行動を起こしたりとか。
ポジティブな要素が溢れ出てきます。
35歳になり、会社員の時にはなかった感情がどんどん出てきます。
相手にどう思われているのだろうか、これをやったら社長の評価が上がって出世できるのかなぁとか、面倒くさいから言いたいこと言わないとか。
そんな事全く考えなくなりました (笑)
ただただ「くるら」を見ていただいている方に、少しでも山梨の魅力を知って欲しい。
行けなくても、僕が実際に行って、見て、聞いて、感じたことを写真や言葉で楽しんで頂きたい。
実際には会ったことがなくても、「なんか楽しいよね」を一緒に共感したい。
そんな気持ちで毎日書いています。
勿論、会社員がダメとかは全然思っていません。
会社員を経験しているからこその「今」があると思っていますので、今までの経験、出会った全ての人に心から感謝をしています。
無心で遊ぶ「くるら」をこれからもよろしくお願いいたします。
話は脱線しましたが、この滝の旅はこれでは終わりません。
まだまだ道は続きます。
「雄瀧辨天堂(おたきべんてんどう)」
こちらも「羽衣白糸の滝」です。雄瀧(おたき)と呼ばれ、先ほどの滝は女瀧(めたき)と呼ばれています。
この瀧は行場として全国的に知られている名瀑です。女瀧と比べると水量も多く、流れも激しい。
次は実際に滝行を行いたいと強く思いました。その際、一人では物理的にもレポートすることが難しいので、サポートスタッフを募集したいと思います。
僕と一緒に遊びませんか?
大自然の早川町の秘境「羽衣白糸の滝」
無心になれる素晴らしきスポット、おすすめでございます。
羽衣白糸の滝
〒409-2733 山梨県南巨摩郡早川町赤沢
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