山梨を離れているあなたにこそ聴いて欲しい、山梨発の名曲選

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聴いて欲しい歌があります。

山梨県で生まれ育ち、現在は山梨を離れて暮らしているあなたへ。

今山梨を離れてい暮らしていても、きっとこれを聴けば住んでいた頃の山梨の記憶が蘇るのではないでしょうか。少しノスタルジックに浸れる時間をあなたに送ります。

もちろん、山梨県にお住まいのあなたも。そして勿論山梨に住んだことや行ったことががなくても、このくるらをみてくれているあなたにも送ります。

山梨にはこんな素晴らしい歌を作って、届けてくれる人がいます。

是非、あなただけの時間でゆっくりとお聞きください。

僕が山梨に対しての気持ちが強くなったのは、住んでいる時よりも山梨を離れた後です。離れてみて初めてわかる地元の良さ、温かさ。

今から10年以上前の、23歳の春、上京。夢を追いかけ、胸を弾ませる電車の中、中央線上り新宿行きのあずさの中でリピートして聞いていたのはこの歌でした。

レミオロメン / SAKURA

もはや説明不要の、山梨を代表する3人組バンド「レミオロメン」。メンバー全員が山梨県笛吹市出身でバンド名の由来は、メンバーでジャンケンをし、勝った順に1文字、2文字、3文字好きな文字を選び繋げたものです。

このSAKURAはイントロを聞いただけでも当時を思い出して、ノスタルジックに浸れる曲です。藤巻さんの透き通った心地よい歌声と曲調が、満開の桜と春の爽快感を感じさせてくれます。

10年経っても色褪せない、春に必ず聞きたくなる桜ソング。この曲を聞きながら、今年の春は少しでも世の中が明るくなっていればと願うばかりです。

2021年現在も活動休止中ですが、僕自身復活を願ってやまない中の一人です。

伸太郎 / 白い風

山梨を拠点に活動されているシンガーソングライター伸太郎さん。この歌は確か僕が中学3年生のころ、山梨県のコンビニ限定で発売された歌。発売初日に6600枚、数日で1万枚近くのセールスを記録したとのこと。

この歌も山梨から上京して、東京という場所で目指すものの大きさや、現実を突きつけられ心折れかけ、どうにでもなれといわばやさぐれていた状態の時に、よく聞いた曲です。

一言で言うと、

「真っ直ぐ」

愚直なまでに真っ直ぐなこの歌は、正直当時の自分には痛かった。自分の情けなさが辛くて、めちゃくちゃ突き刺さって、痛かったけど、でもそんな自分から逃げ出さず「真摯」に己に向かい合わせてくれた歌。

富士山をテーマに歌を作るって、作る側もよっぽどの覚悟がいるのではないでしょうか。それを乗り越えたからこそこんな素晴らしい真っ直ぐな歌が作れたのでしょう。

余談ですが、大学生時代のインターンシップで「エフエム甲府」さんで伸太郎さんのラジオ番組に出演させていただいたことは、良い思い出です(笑)

最後はこちら。

フジファブリック / 若者のすべて

今まさに聞きながら、この記事を書いています。

そうか、、、

志村さんが亡くなってからもう10年以上が経つのか。。。会ったこともないし、もちろん僕なんかが何も言えるような立場ではないけど。

でもこうやって、名曲は2021年現在でもしっかりと語り継がれてきかれている。きっとこの先もずっと聞かれていくだろう。

少し切なさや儚さもあるけど、人それぞれ、色々なことを毎日抱えながらも、それでも「前を向いて」歩いて行こうと思わせてくれる曲。

志村さん、今日も本当にありがとうございます。

僕セレクションの山梨が誇る名曲、いかがでしたでしょうか?

まだまだ山梨にゆかりのある名曲は沢山あります。今後も定期的に紹介させていただきます。

くるらを見ていただいているあなたの「今日」、そして「明日」がこの記事を見る前よりも少しでも明るくなれればと思って紹介させて頂きます。

Daisuke Akiyama

山梨県南アルプス市出身。メンズファッションブランドのマーチャンダイザー及びEC事業部マネージャーを経て2021年独立。生まれ育った山梨を一から見つめ直すため...

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