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山梨の美しき景色を一望!!宮沢賢治に思いを馳せ、浪漫溢れる韮崎市の「銀河鉄道展望公園」

お出かけ

本日ご紹介するのは、「銀河鉄道展望公園」

浪漫溢れる名前からして、一度は行ってみたくなる公園ですね。

茅ヶ岳の麓、目に前に南アルプス、そして韮崎市内を一望できる「銀河鉄道展望公園」。

昭和50年代初めに、この展望公園近くのペンションに泊まっていた女子大生が、「まるで宮沢賢治の・・・」と言ったのが始まりと言われています。

それは、夜になると七里岩を通るJR中央線の電車が夜空に向かって進むように見えるのです。

上り列車は一面真っ暗に包まれた穴山トンネルを抜け、ヘッドライトを明るく照らしながら、やがて一つの光の帯となって銀河の中へと進んでいくように・・・。

下り列車は一段と明るい韮崎に銀河の中から、次第に光の速さを増しながら彼方へと消えていく。

霊峰富士も一望できます。

実はこの韮崎市、宮沢賢治の親友でもある詩人、「保阪 嘉内(かない)」の地元でもあります。

盛岡高等農林学校時代に宮沢賢治と出会い、寮で同室となった二人は農業や人生について真剣に語り合い、友情を深めていったと言われています。

また、山梨県立甲府中学校1年生の時に南アルプス上空のハレー彗星をスケッチの残し、「銀漢を行く彗星は夜行列車の様に似て遥か虚空に消えにけり」という言葉を書きそえています。

このスケッチは宮沢賢治も説明を受け、後に「銀河鉄道の夜」につながっていったという説もあります。

「ぎんどろの木」

宮澤賢治さんの故郷である岩手県から平成18年に寄贈していただいた「ぎんどろ」という木も植えられています。

夜景の雰囲気はこちらのサイトからもご覧いただけます。

https://www.nightview.info/yakei/detail/ginga_park/

大自然と山梨の景色を一望できる「銀河鉄道展望公園」

宮沢賢治と保阪 嘉内の熱い友情物語にも思いを馳せ、その浪漫溢れる素敵な公園で清々しい気持ちになりました。

最後に・・・

僕の青春の「銀河鉄道の夜」といえば、こちらです。

GOING STEADY / 銀河鉄道の夜

甘酸っぱい青春の思い出が蘇ります。

銀河鉄道展望公園

〒407-0175 山梨県韮崎市穂坂町宮久保3144-1

URL : https://www.nirasaki-kankou.jp/kankou_spot/kouen_bijyutsukan_shiryokan/kouen_teien/4332.html

Daisuke Akiyama

山梨県南アルプス市出身。メンズファッションブランドのマーチャンダイザー及びEC事業部マネージャーを経て2021年独立。生まれ育った山梨を一から見つめ直すため...

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